近年の生産状況

薬の生産が全国的に盛んな滋賀県

厚生労働省が実施する薬事工業生産動態統計調査によると、令和元年(2019年1月〜12月)の滋賀県の医薬品生産金額は、5,449億円であり、全国94,859億円の5.7%を占め、都道府県別で第5位となっています。

滋賀県内に本社がある地場製薬企業が16社18工場、県外に本社がある進出製薬企業が18社19工場の計34社37工場が医薬品の生産を行っています。(令和2年4月1日現在)

地場製薬企業の生産金額は県内地場産業中第1位

近年の医薬品生産額は、2,000億円前後で推移してきましたが、令和元年から生産実態をより正確に反映する統計方法に変更されたことから、前年比2.5倍に増加し、進出製薬企業4,793億円、地場製薬企業656億円となっています。
地場製薬企業の生産金額は、県内9つの地場産業の生産額の57%を占め第1位です。

県内全生産額の96%が医療用医薬品

病院などの医療機関の医師の診断と処方に基づき使用される医療用医薬品が5,257億円で全生産額の96%を占めており、医師による処方箋がなくても薬局・薬店で購入できる一般用医薬品は192億円です。

医療用医薬品

血液凝固阻止剤などの①血液・体液用薬28%、②腫瘍用薬(抗がん剤)27%の上位2種で半分以上となっています。

一般用医薬品

総合感冒剤や解熱鎮痛剤などの①中枢神経系用薬29%、うがい薬などの②呼吸器用薬18%の上位2種で半分近くを占めています。

滋賀県では医療用医薬品の製造が盛んで、中でも血液凝固阻止剤や抗がん剤が多く作られているんだね。